柳田国際法律事務所

幅広い案件経験が育む弁護士としての土台

  • アソシエイト

    池原 佳吾

    (77期)

    2022年京都大学法学部卒業。2024年に京都大学法科大学院を卒業し、2025年に弁護士登録。金融コンプライアンス・人事労務・知財分野等幅広い案件に取り組んでいる。休日は、お笑いライブ鑑賞や漫画の一気読みで息抜きしている。

  • アソシエイト

    大勝 立己

    (77期)

    2022年京都大学法学部卒業。2024年に東京大学法科大学院を修了し、2025年に弁護士登録。訴訟・M&A案件に多く関わり、競争法や知財分野への関与も増えてきている。休日は映画鑑賞や読書でリフレッシュしている。最近ランニングを始めた。

  • アソシエイト

    原田 学

    (77期)

    2022年京都大学法学部卒業。2024年に京都大学法科大学院を修了し、2025年に弁護士登録。M&A、コーポレート、会社法・金融商品取引法、訴訟・紛争、倒産・事業再生など、企業法務を中心とする幅広い案件に従事している。休日はバンド活動に取り組んでいたが(ギター担当)、方向性の違いからバンドを脱退し、現在バンド募集中。

多様な案件への関与が成長の出発点

奥田:入所されてから約1年半が経過しましたが、入所されてからどのような案件に携わってきましたか。

大勝:私は、訴訟とM&Aが比較的多かったと思います。また、入所当初は、競争法にも取り組んでみたいと考えており、その旨の希望を事務所に伝えていました。そのため、1年目の早い段階から競争法に関する案件にも携わることができました。直近では、知的財産の割合が増えています。

原田:私は、それだけということではないのですが、訴訟・紛争、M&Aが中心的ではありました。破産管財人代理業務を含めた事業再生にも入所以来携わっています。

池原:私も、訴訟・紛争やM&Aはあるのですが、お二人と比較すると比率はやや下がり、その代わりに、金融コンプライアンス、人事労務に関する案件が多いです。特に、人事労務は、継続的に担当しているものがいくつかあります。

奥田:当事務所では、若手の希望も踏まえながらバランスよく案件を割り振って担当してもらっていますが、時期や繁忙度との関係で、少しバラツキは出てきますね。1年半といっても、非常にたくさんの案件に関与できたと思いますが、その中で特に印象に残っているものはありますか。

原田:まずは、4000億円規模のM&Aに、案件当初からクロージングに至るまで、一貫して関与できたことが挙げられます。単に脇で見ているのではなく、主体的に関与できたことが非常に大きな財産になっていて、大きな達成感・充実感があります。また、比較的中規模のM&Aではありましたが、会社全体の法務デュー・ディリジェンスを私自身で取り組んでみる機会もありました。事業や人事労務に至るまで、対象会社を一気通貫で検討できたのは得がたい経験でした。紛争としては、億円単位の大規模な債権回収があり、仮差押命令申立て、相手方との交渉、公正証書作成など、紛争解決のプロセスで必要となる局面に関与できました。

大勝:私は、カルテル事案での課徴金減免申請(リニエンシー)対応が非常に印象に残っています。公正取引委員会に対して申請を行うまでの時間が非常に限られている中、関係者へのヒアリングを連日行い、その内容を整理していく作業に追われました。課徴金減免申請に至る判断過程では厳しい議論もあり、大量の情報を短期間で整理して経営判断に至った経験は、非常に印象に残っています。

池原:私は、従業員の解雇案件です。対象者に違法行為の疑義があり、スピード感を持って解雇する必要があったため、対象者との面談、解雇に係る条件交渉まで、人事労務案件の最前線を経験することができました。特に、相手方との交渉は厳しく、2か月弱はこの案件につきっきりという時期がありましたが、クライアントの意思決定に貢献できているという実感を得られました。

案件に主体的に取り組むことで成長する

奥田:お話を伺うと、入所してから非常に忙しかったと思いますが、どういった点に苦労しましたか。

大勝:様々な分野の案件にたくさん関与することができていますが、その分、時間をやりくりしながら対応することに慣れるのが大変でした。学生時代の試験勉強も大変ではありましたが、それを遥かに超えるものがありました。特に、会社のビジネスは非常に速いスピードで動いていることはまざまざと感じていて、クライアントからの納期設定が短いことはとても多いです。時間管理をしながら、高いクオリティの成果物を作成することが大変だと思いました。ただ、先ほど池原先生も言っていましたが、こういった厳しい環境下でクライアントの意思決定に貢献できているという実感は、業務の大きなやりがいに繋がっていると思っています。

原田:本当に様々な分野の案件に関与しますので、最初のうちは、といっても今でもそうですが、必ず未知の論点にぶつかります。このようなときには、もちろん、図書館やデータベースでリサーチしますが、それだけでは必ずしも足りない部分について、必要な文献を買い込んで読み込んだこともあります。足りない知識は補いつつ、あとは自分で必死に考えて食らいついていきました。食わず嫌いせずにあらゆる法分野を見ていますので、個人的な趣向になってしまいますが、知的好奇心を刺激される部分も大きいです。

池原:自分で考えることは非常に大事だと思っています。会議の場で、クライアントから私の意見を求められることもありましたし、電話で即答を求められたこともあります。その時々の瞬間は、どのように対応したらよいのか悩むなど、大変なところがありました。先輩の仕事を見ているだけでは足りなくて、常に、自分自身で考えながら、自分なりの考えを持って仕事に取り組むことが重要です。このような経験を通じて、自分なりの弁護士、弁護士業務のかたちが見えてくると思います。

奥田:お話しされていたような苦労というのは、皆さんが案件に最前線で関与しているということだと思いますが、入所されてからどのように案件に関与されていますか。

原田:これまでの話にも出てきている部分ですが、最若手のうちから案件にどっぷりと浸かれるというのが非常に魅力的です。それがまた大変なところではあるのですが、若手には事務所の考え方・やり方を吸収してどんどん成長していってもらいたいという空気がありますので、先輩の指導や指示をタイムリーに仰ぎながら、また、成果物についても徹底的なレビューを受けながら、自分自身で試行錯誤しながら成長できる環境にあると思います。

大勝:クライアントからの電話問合せに対応したり、メール回答の第一案を考えたりするのは、最若手に求められていますし、案件によっては、今後の進め方や方向性を検討することも求められます。もちろん、最終的な方針は、先輩との協議や指導に基づいて定まっていくものではありますが、とにもかくにも、まずは自分で考えることが求められます。

池原:ほとんど同じような話ではあるのですが、新人だからといって、単なる補助的な立場であることが求められているわけではありません。内部会議では、当然のように自分の意見を求められますし、先輩に質問にいけば、まずは自分の考え方や意見も求められます。これらに対応するのは大変なことではありますが、毎日のように繰り返すことで、成長に繋がっていると実感します。

奥田:事務所の考え方・やり方という話がありましたが、当事務所では、弁護士・法律事務所としての理念やValueを掲げています。皆さんが必死に考えながら業務に取り組む中で、こういった理念やValueをどのように意識していますか。

大勝:まだまだ十分に実践できていないものも多いですが、私個人としては、まずは、「妥協しない」ということを常に意識するようにしています。自分自身の繁忙度であったり、案件の時間的制約もあって、易きに流れる誘惑が少なくありません。リサーチにせよ、先輩からのフィードバックにせよ、自分が腹落ちしてクライアントに納得感をもって説明できるようになるまで考えるようにしています。先輩の先生方も、事務所の理念どおり妥協せずに案件に取り組んでいますので、最若手である私が姿勢で負けることがないように、と思っています。池原先生も先ほど言っていましたが、こういった積み重ねが少しずつ自分の力になっているのかなと思います。

池原:私は、表面的な依頼内容だけではなく、その背景まで想像力を働かせて考えることを重視しています。メールなり電話なりで依頼があると、どうしても、相談事項に対して直接的に回答しよう、という意識が強く働きます。そのこと自体は悪いことではないと思いますが、それだけで終わってしまうと、どうしても表面的な回答に終始することになってしまいます。クライアント側の事情として、どういう経緯で相談に至ったのか、何が本当に問題になっているのかを意識することで、クライアントの期待に添えるか、また期待を超えることができるか、というのが変わってきますし、こういった点は、日々の案件において先輩弁護士から繰り返し指導されています。

原田:私もまだ十分に実践できているとは思っていませんが、少しずつではあるものの、以前に比べて、相手の立場や置かれている状況を意識して考える癖がついてきたような気がしています。例えば、交渉案件では、こちらの主張だけではなく、相手が何を考えているのか、どういう事情があるのかを想像しながら検討することが習慣づいてきているように感じることがあります。池原先生が言っていたとおり、一つ一つの案件を通じて、繰り返し指導を受けながら自分自身で主体的に取り組むことで、事務所としての考え方が少しずつ身についてきているように思いますし、先輩弁護士からのフィードバックの質が変わったり、自分発信で行う先輩弁護士との協議もレベルが上がっているようにも感じているところです。

事務所という環境の中で成長していく

奥田:一年目から積極的・主体的に仕事に取り組むという話が出てきましたが、そうは言っても、一年目では知らないことも多いと思います。原田先生は書籍を買い漁るというようなことも言っていましたが、暗黙知や実践知など書籍では得られない情報もあります。先輩弁護士への相談等はどのようにしているのでしょうか。

池原:まず、修習期が比較的近い先輩弁護士がメンターになってくださっているので、本当に右も左も分からない初期の頃から、雑多な相談に応じてもらっていました。また、例えば、海外法律事務所とのやり取りなど、最初は進め方自体が分からなかったり、見当がつかなかったりしたところも丁寧に教えていただきました。

原田:メンター以外の先輩弁護士も、非常に相談しやすい環境にあると思います。Y&Pには、各分野に第一人者と言えるような先輩弁護士が揃っていますので、同じ案件を担当していなくとも、大きな方向性を相談したり、基本的な考え方を教えてもらったり、書籍ではカバーできない部分を相談して何度も助けられました。

大勝:例えば、競争法であれば、川島弁護士に相談すれば、分からないことはありませんので、非常に大きな示唆をもらうことができます。人事労務についても、安藤弁護士に相談すれば、やはり、何でも教えてくれます。知的財産であれば、清水弁護士に相談すれば、裁判所の考え方を含めて、様々な示唆を頂けます。私からしたら修習期がかなり離れている先輩になりますが、こういった大先輩とも意見交換できる雰囲気があるのは非常に有り難いです。

奥田:就職活動をしていたとき、色々と思っていることはあっただろうと思うのですが、1年半業務に取り組んできて、想像とのギャップとかそういったものはなかったのでしょうか。

池原:私としては、今すぐに専門分野を絞りたいということは全くなく、とにかく、幅広い案件をまずは実際に経験してみたい、ということが大きかったです。就職活動の際も、Y&Pからそういった話は聞いていましたが、実際に入所してみて、ギャップは全くなくて、むしろ、想像していた以上に幅広い案件に携わることができています。

原田:他の法律事務所に就職した友人と、どういう案件をやっているか情報交換することがあるのですが、幅の広さに驚かれます。また、「想像以上」ということではあるのですが、規模の大きい案件が多いということがあると思います。正直、入所前は、もう少し規模の小さい案件が多いのかなと思っていたのですが、数千億円単位のM&Aなどは、そう簡単に経験できるものではないように思います。

大勝:大きい案件というのは本当にそうで、冒頭に話したカルテル対応などは、10人近くの人員で協力しながら対応しました。ある程度のマンパワーが必要な案件にもスムーズに対応できる強みというのが、非常に重要なのだなと感じています。

奥田:皆さんが入所してから1年半のことを聞いてきましたが、これから就職活動をする学生・修習生にどういうことを伝えたいですか。

原田:友人と話をしていると、法律事務所のあり方というか、若手の育成にも色々な形があると思いますが、自分が手を動かして成長できる環境に身をおくことが一番だと思います。そういう観点からすると、Y&Pは、いくらでも手を動かすことができますので、成長意欲に満ちた後輩に入所してほしいなと思います。

大勝: Y&Pでは、第一人者を含めた経験豊富な先輩弁護士と相談・議論する機会がたくさんあります。そういった積極性・協調性がある方にはいくらでも成長の機会があると思います。

池原:もう私が追加で言えることもないのですが、本当に様々な分野に取り組むことになりますし、様々な業界のクライアントがいらっしゃいますので、自分自身で限界を設けず、好奇心を持って案件に取り組める方と一緒に仕事をしたいですね。

部門制がなく
色々な先生と働けるのもY&Pの魅力

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